【屋久島滞在型観光・ワーケーション・プチ移住徹底ガイド】

屋久島で3泊以上ののんびり滞在をしたい方必見

屋久島に長期滞在してすっかり気に入って、移住をした私がリアルな体験を元に長期滞在や移住する際に感じたことなどを書いていきます。
屋久島で移住体験や長期滞在をしたい方々は参考にしてください。
「まずは屋久島に体験プチ移住してみたい」
「屋久島で長期滞在したい」
「ワーケーション滞在って可能かな」
という皆さんの思いを私の体験談を元に解決していきます。

質問などにもお答えしていきますよ。質問はこちらからドウゾ


-----目次-----

1まずは宿泊先
1-1プチ移住・長期滞在歓迎の宿
1-2 屋久島を満喫するのにお勧めエリア
1-3 ワーケーションに適している?

2 食材調達は簡単?
2-1 キッチン付きの方が良い
2-2 地元の食材調達方法
2-3 外食

3 島内の交通手段って?
3-1レンタカー
3-2 バス
3-3 タクシー
3-4 代行車
3-5 自転車

4 観光についても触れておきましょう
4-1 ガイド付きツアー
4-2 個人ツアー
4-3 里歩き

5 長期となると交流したいな
5-1 地元民との交流
5-2 旅行者同士での交流

6 本格的に移住となれば
6-1 仕事
6-2 教育
6-3 地域とのかかわり

1まずは宿泊先

1-1プチ移住・長期滞在歓迎の宿

屋久島で長期滞在したい!といってもホテルや民宿だと料金が高くなってしまいます。
例えば2週間2人で民宿で食事付きとなると1泊8800円(税込)の安い宿でも246000円と割高料金になってしまいます。
また、トイレや風呂が共同になってしまったり通常8-10畳のスペースが自分の居場所となってしまうので、長期となると窮屈に感じるかと思います。
・自炊して節約&食べたいものを食べたい時に
・トイレや風呂はプライベートで
・のんびり空間を持てる
を考えるとキッチン付きの長期滞在歓迎の宿がおすすめとなります。


キッチン付き長期滞在歓迎の宿一覧はこちら

1-2 屋久島を満喫するのにお勧めエリア

屋久島は一周100Kmの島。中央には九州最高峰の宮之浦岳(1945m)がある大きな島です。ですので地域によって全く違った顔をしています。私もこの事は解ったつもりで来たのですが、あまりの違いにびっくりしました。
特に船が着く宮之浦近辺と、のんびり空間の南側では本当に同じ島なの??と言う程の違いがあります。
利便性を求めるのであれば宮之浦をお勧めしますが、せっかく長期滞在やプチ移住を考えているのであれば「屋久島らしい場所」南部地区をお勧めします。ちなみに私も南部地区の尾之間に住んでいます。
・地域住民の皆さんが暖かい(触れ合う機会が多い)
・気候も暖かい
・亜熱帯気候なので植物も南国
・とても静か


お勧めエリアの長期滞在宿はこちら

1-3 ワーケーションに適している?

長期滞在となると仕事をしたい方も多いと思います。そこでWIFI環境は重要になります。
結論から言うと2021年から光回線が入っていますのでWIFI速度に問題はありません。ただ、前もってご宿泊の宿に詳細を確認してください。
宿によってはコワーキングスペースがあるところもありますので場所には困らないかと思いますが、私の知る限りほぼ100%のカフェやレストランでWIFI使用可能です。 そんなところを利用して仕事をするのも良いと思います。


2 自炊は簡単?

2-1 キッチン付きの方が良い

 先ほど書きましたがキッチン付きの宿なら自分のペースで食事をしたり、好きなものを食べることが出来ます。
また、登山の日に朝早い出発や夜遅い帰宅の際に他のお客さんへの配慮をしなければならない事を考えるとキッチン付きの方が良いです。
まあ私のような節約型人間には料金節約を考えてもこちらのほうが向いていますね。

2-2 地元の食材調達方法

 さて食材ですが、各地区にはスーパーがあります。大体のものが本土とほぼ同じ料金または1割ほど高い位で買えます。
 ただ、野菜は無人市や農家売店で買うと新鮮で無農薬の安全野菜が市価の半額ほどの料金で買えます。野菜好きの私には最高の環境です。
また、長期で住んでいると、ご近所さんが採れたて野菜や魚をおすそ分けしてくれます。そんな交流から移住や長期滞在が楽しくなってきます。
スーパーやカフェや商店(パン屋さんや総菜屋さん)をGooglemapで調べながら宿を決めるのも良いかもしれませんね。

2-3 外食

 外食はそれなりに充実していると思いますが、宿泊先によっては不便なところもありますので前もって調べるのが良いかと思います。食材の調達方法と同じように宿泊先を決める前に際にgooglemapで調べるのをお勧めします。
また朝ごはんに関しては、営業しているレストランは少ないですので、やはり自分で作るなどすることをお勧めします。
私は野菜好きなので無人市で買っておいて卵と納豆と温野菜でご飯をかきこんで大満足です。

3 島内の交通手段って?

3-1車

 長期滞在となると交通手段が大切になります。のんびり滞在でしたら要らないかもしれませんが、車は必需品です。
レンタカーは大手をはじめ地元のレンタカー会社など10社ほどあります。宿と提携している事もありますので、お宿さんで相談してください。
またカーフェリーが鹿児島-屋久島を1日2往復しています。車を乗せてくると往復で26600円~91000円となりますので各フェリー会社にお問い合わせください。

3-2 バス

公共バスが1時間に1本ほど島の7割ほどの区間で運行しています(人口カバー率は95%ほど)。あとお得な乗り放題チケット(1日2000円・2日3000円・3,4日4000円)がありますのでこちらも活用してください。

3-3 タクシー

タクシー会社は3社あります。ただコロナ禍で人員削減もあり、なかなかすぐに来てもらう事は出来ません。前もって予約をすることをお勧めします。

3-4 代行車

屋久島に来たからちょっと一杯飲みに行きたい!そんな時に活躍するのが代行車。でも屋久島には代行車がありません。ご注意ください。

3-5 自転車

サイクリングがてらお買い物や里ツーリングに行くのも良いですね。安房にレンタル自転車屋さんがあります。また宿で貸し出しているところもありますので相談してくださいね。

4 観光についても触れておきましょう

4-1 ガイド付きツアー

 各種ガイドサイトを読むと大体の観光情報が入ると思いますのでここではあまり大きく触れませんが屋久島には少なくても100人以上のツアーガイドさんがいます。
 せっかくガイドさんを頼むのであれば、ご自分のスタイルに合ったガイドさんと出会いたいもの。私も何人か個人的に好きなガイドさんもいますが、私のスタイルと皆さんのスタイルが同じではない可能性もありますので、まずは観光協会にお問い合わせください。

「もし紹介するとすれば誰?」という声がありましたので何人か私の友人を記載しておきます。

4-2 個人ツアー

 山歩きの際にガイドさんは絶対必要なの?と質問がありましたが、絶対ではありません。
 通常の山歩き(ガイドブックなどで紹介があるルート)であれば道はしっかりとわかりやすいですしピンクテープが貼ってありますので迷うことはありません。ですので自分たちで調べて(コースタイムなど雑誌等で調べるか観光協会に電話でお気軽にお聞きください)行くこともできます。
ただ、せっかくの屋久島ですのでガイドさんの楽しい話を聞きながら観光したい方や写真撮影や植物の事のワンポイントや詳しいことを聞きたい方などはガイドさんをつけるのをお勧めします。

4-3 里歩き

 宮之浦や安房など大きな街では楽しくないかもしれませんが、地方に行けばちょっとした里歩きが楽しめます。
長期滞在の際の朝のお散歩やワーケーションでちょっと一息という時に気分転換がてら里歩きをするとリフレッシュだけではなく地元の方と知りあえたり情報をもらえるいい機会になるかと思います。
里歩きだけではなく里サイクリングも良いかもしれませんね。

5 長期となると交流したいな

5-1 地元民との交流

長期滞在となれば地元の人たちと交流が出来たり、友達になったりというチャンスも出てくると思います。
地元の人も都会の人と交流したいと思っている人は多いです。さてどんなところで知り合えるか??

・スーパーに行った時に食材の調理方法を聞いてみる
  地元の人はフレンドリーな人が多いので気軽に答えてくれますよ!そのついでに滞在で困ったことや物の調達方法などを聞いているうちに仲良くなったり・・・。

・温泉
 屋久島には4件の温泉があります。その中でも地元民で賑わっているのが尾之間温泉と平内海中温泉です。この温泉は両方とも屋久島のお勧め地区にあります。
温泉は地元民同士の交流の場で、温泉に浸かっている時は暇ですので皆さんお話をしています。
何となくそこで混ざってみると情報をもらえたり仲良くなったりと最大のチャンスですね。

・レストラン
 居酒屋さんやレストランだと色々な情報入手にはもってこいです。まずは店員さんと話していると地元の人もそこに参加なんてこともあります。そこで交流するのも良いかと思います。

5-2 旅行者同士での交流

 宿に泊まっていると他にも長期滞在の人などが多いかと思います。自然と「今日どこに行きましたか」や「どこから来たのですか」など会話がはずみます。ただ一軒家だとこの機会は少ないかもしれませんが・・・。

6 本格的に移住となれば

6-1 仕事

移住となるとまずは仕事ですよね。リモートでできる方は問題ありませんがそうじゃない方は現地で仕事を探さなければなりませんが、看護師・介護士・サービス業など職種を選ばなければそんなに困りません。
また、自分で店を始める(カフェ・レストラン・宿・ガイド)などの方も多くいらっしゃいます。もしそんな方のお話を聞きたいなどありましたらご連絡くださいね。

6-2 教育

お子様がいらっしゃると教育も心配かと思います。ただ、私が思うより教育もしっかりしています。
私の地区の学校もひと学年10-20人程度で先生と生徒が近い関係にありますので安心です。
また個別に公文教室や塾に通っている生徒さんも多いです。屋久島高校は教育に熱心で六大学に推薦で行く生徒さんもいます。
ただそれ以上に山や川や海で遊ぶという学校外教育が出来るのが何といっても特徴です。思う存分「野山川海」で遊んでください。

6-3 地域とのかかわり

 田舎に行けば行くほど地域との関わりが深くなります。それを嫌と思う人もいるかもしれませんが、地域と関わることで生活がしやすくなります。
情報ももらえますし、おすそ分けもあるかもしれません。どんどん地域に参加して名前と顔を覚えてもらって友達を増やしていくと屋久島にどっぷりと浸かっていくこと間違いなしです。